創業融資について

創業・起業・独立・開業等、何かと新しく事業を立ち上げる際には創業資金が必要不可欠です。

事業を立ち上げる際の創業資金

創業・起業・独立・開業等、何かと新しく事業を立ち上げる際には創業資金が必要不可欠です。 その際、自己資金のみで創業資金を工面する事は何かと難しく、借入をして資金を調達する事が殆どです。大体の場合①親族からの借入②民間金融機関からのプロパー融資③創業融資制度④保証協会経由の信用保証付き創業融資⑤ノンバンク等からの借入(銀行以外の金融機関)のいずれかに該当します。

創業融資の実際

これから新規創業する場合、「親族からの借入」「保証協会経由の信用保証付き融資」と「日本政策金融公庫の創業融資制度」の3通りが選択肢になると思います。民間の金融機関から融資を受けるのは、新規創業の場合だと会社としての実体が無く、尚且つ実績のない状況の為、審査を通過する事が中々出来ません。また、ノンバンク等からの借入については審査スピードが速いという長所はありますが、他と比較して金利が高い事と後々銀行等からの融資を受ける際に「ノンバンクの利用実績がある」という事で審査が厳しくなる傾向があります。その為、親族からの借入を考慮しない場合だと「保証協会経由の信用保証付き創業融資」と「日本政策金融公庫の創業融資制度」を利用して資金調達する事になります。 もし上記2通りでの資金調達が難しい場合には創業や起業、独立開業について再度検討した方が良いかもしれません。

大切なポイント

創業融資を申し込む際には入念な準備が必要です。融資を申し込む際には必要な書類の作成、融資の面談があり、ただ単に「創業資金が〇〇円足りないのでお金を融資してください」だと一切融資の審査は通りません。既に事業の実体があり、収入の実績がある方はその数字を元にどれだけ融資できるかの判断がし易くなりますが、これから創業する場合には実績がない為、審査自体はやはり厳しいものとなります。 その上で創業融資を受ける際の大切なポイントは2点あります。 1.書類審査で提出の求められる「創業計画書」をどれだけ明確な根拠を持って作成出来るかどうかという事。 2.融資面談の際に、「創業計画書」に基づいた面談の対処が出来るかどうか。 です。

創業融資は一発勝負?

ネットで検索してみると、創業融資は一発勝負なのかどうかで多種多様な意見があります。基本的に融資の審査は一発勝負と言って良いでしょう。面接で上手くプレゼンする事が出来なかった。よく分からないまま何となくで「創業計画書」を書いてしまった。だから面接やり直しをお願いします。もう一度書かせてください。と思ってもやり直しをする事は出来ません。 正しくは再申請する事自体は可能ですが、一度創業融資の審査に落ちると半年~一年程時間を空けないと再度申請することは難しいのが現状です。再申請したとしても前回落ちた否決要因を解決していなければなりませんが、最初の融資を断る際に否決要因を明確に答えてくれる事は無く、難易度は初めて申請した時より上がると言えるでしょう。創業融資を希望していたけれども創業融資での資金調達が出来ない。となると、開業後の計画に大幅な軌道修正が必要になり、最悪の場合は創業自体の延期もしくは再検討をせざるをえない場合が出てきます。日本政策金融公庫の創業融資制度での創業融資を自力申請した場合、融資を受けられる割合は約25%前後と言われています。

専門家に依頼する

創業融資の申し込みは、人生で何度も起きる出来事ではありません。殆どの場合は1回だけではないでしょうか。創業が近づくにつれ、何かと動かなければならない事が増え、特に開店前の3か月間は調べる時間の確保すら難しくなる場合もあります。そのような中で1回の為に莫大な時間をかけて創業融資制度について調べ申請を行い、一発勝負の創業融資申請をするのは得策とは言えません。「餅は餅屋」というようにその道のプロに頼るのはいかがでしょうか? みやこ行政書士事務所では、融資審査を通過する上で重要な書類の作成や審査担当者との面談や交渉等のサポート、融資実行のスケジュール等、融資サポート業務を専門として行っています。 ご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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