飲食店を始めるときの融資は?

新しく飲食店を開こうと思った時に、自己資金だけで開業出来たという方は多くはありません。10坪程度の平均的な大きさの飲食店でも大体1000万円程度の費用が必要になる為、どうしても手持ちの貯金だけでは不足しがちです。そんな時に不足分の資金を補えるのが融資・借入です。融資や借入と聞けば銀行から融資を受ける事をイメージされる方が殆どだと思いますが、実は開業予定の飲食店に対して、銀行は中々融資をしてくれません。その為、飲食店を開業する方の殆どは日本政策金融公庫という所から融資を受けてお金を借り入れている事が殆どです。飲食店開業を考えていて、お金がちょっと足りないなという方は最初に日本政策金融公庫の融資を検討してみて下さい。

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そもそも日本金融公庫って何?

日本政策金融公庫は、国が100%出資している財務省管轄の金融機関で、昔は国金と呼ばれていました。融資は全国平均700万程度で無担保での融資が全体の8割を超えている為、これから開業を予定している方にとっては本当に助かる融資先です。

融資の申請の仕方って?

日本政策金融公庫から融資を受けようとした際には、まず事前に創業計画書を作成しなければいけません。創業計画書の記入内容やその具体性、詳細に書かれているかどうかが融資審査を通過する際に大きな影響を与える為、要点をしっかりと押さえた創業計画書を作成しましょう。

融資担当者が重視する点

融資担当者は提出された創業計画を基に2つの要点を確認します。 ①事業経営者としての能力を持っているのか ②事業計画が具体的、明確なのかどうか 新しく事業を始める方は経営実績がありません。そのため、融資担当者は財務状況や経験を見る事が出来ないため上記2項目を見て融資の判断をするしかありません。2項目を具体的な数値やデータを用いて記入していると、その分融資担当者は「この事業主はしっかりと論理的に考えて事業を展開しようとしている」と考え、融資審査を通過しやすくなります。誰か他の人の創業計画を真似して記入するのではなく、ちゃんと自分の事業に沿った計画を立てて記入していきましょう。

創業計画書を書く時は

創業計画書を書き始める前には自分が何故、何の為に飲食店を経営しようと思ったのか。という基本理念を予め固めておくと計画書記入時に詰まる事なく記入できると思います

①創業動機

文字通り「なぜ飲食店を開業しようと思っているのか」の部分です。ここの部分を曖昧に書いていたり、何となく出来ると考えていると書いてしまうと融資審査通過は難しくなります。反対に、持っている理念や信念、これまで飲食店開業の為にしてきた準備や支援者から得られる協力、開業予定地を何故その場所にしたのかを明確に書いておきましょう。

②経営者の略歴

これまでに飲食業界で働いていた経験がある場合は、どのような役職だったのか、待遇や実績等を記入していきましょう。この項目で融資担当者は融資申込者がどれくらいの実力を持った人なのか判断します。

③取り扱い商品やセールスポイント

開業予定の店舗の強みを具体的に分かりやすく記入してどのようなお店なのか想像しやすいようにすると良いでしょう。「前職で関わっていた取引先から良質な物を安価に直接仕入れる事が出来る為、料金を抑えて良質なものを提供できる」等が該当します。

④取引先・関係者

開業予定地の地域に応じた内容を記載していきましょう。また、対象にしている顧客層の性別や年齢等や周辺の立地、店舗状況を加えていくとより詳細になります。「知人の〇〇店から〇〇を仕入れる事が出来る」等の良い条件も書いておきましょう。

⑤必要になる資金とその調達方法

店舗や設備、機材にかかる金額を記入する際には必ず2社以上から見積もりを取って書類に添付しておきましょう。大まかな設備費や相場を確認する為にも複数見積もりを取っておくと後々機材を買い足す時に参考にすることが出来ます。居抜き物件の場合はこの項目に造作譲渡費用を記入しておきましょう。

最後に

最初の融資を受けた後、追加融資を申し出たとしても事業の見通しが立っていないと追加融資を受ける事は中々できません。そのため、開業時に緻密な創業計画を立てて計画通りに売上を得たり、利益を出せるように継続した努力が必要になります。飲食店を始める際に殆どの人が必要になる融資、その審査に通る為にも改めて自身の店舗のコンセプトや基本理念を練り、創業計画書を不備なく綺麗に作成出来るようにしておきましょう。

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