飲食店などの店舗を売る方法を解説!

店舗を売却したいと思った時にどうしていいか分からない、悪徳業者にだまされたりしないだろうか、と不安に思われる方も多いでしょう。だからこそ素早い判断ときちんとした下調べが重要になります。この記事では店舗の売却の方法や業者を選ぶにはどこに気を付ければいいのか、おすすめの買取業者とは?を詳しく解説しています。

店舗売却時の注意点

赤字が続いていて辛い・飲食店を切り盛りしていける年齢ではないので店舗売却を考えているなどの様々な理由で店舗の売却を検討される人が多くおられます。 しかし、いざ売却!と決めてもどこから何をしていいのかわからず困る方が大半です。 そこでこの記事では店舗の売却方法の2つそれぞれ良い点・悪い点を業者選びにおける注意点と合わせてわかりやすく解説します。

店舗売却の方法は2種類

人によって理由は様々ですが、店舗の売却を決めた場合まずどこからすべきか分からない、と悩む人は多くいます。 店舗を売却する方法は主に「引継ぎ売却」「居抜き売却」の2種類があり、それぞれ詳しく説明していきます。

店舗の引継ぎ売却とは

店舗のみという目に見えるものだけではなく、今まで培ってきたノウハウやブランド力、口コミといった無形のものも物件と一緒に引き継いで売却するのが「引継ぎ売却」です。 一般的には飲食店に多く、店舗の営業を維持したまま引き継げることが大きなメリットになっています。これを「営業権の譲渡」といい、閉店などをしなくても店舗を次のオーナーにそのまま明け渡すことができます。 ただし、新オーナーとのすり合わせをきちんと出来ていない場合は多くの調整時間が発生してしまう可能性があるので、長年通って下さっているお客様の為にもきちんとした事前の調整が大事になります。 新オーナーの意向によっては店舗の方針に変更が入り、内装などの雰囲気や味などが変わる可能性がある点についても留意しておきましょう。

店舗の居抜き売却とは

店舗の設備や内装、またはその一部を元オーナー営業時の状態のまま売却することを「居抜き売却」といいます。 本来は店舗売却時に「原状回復工事」「解約予告期間賃料」「償却費用」などを対処しないといけないため多くの諸経費がかかり、売却したはずなのに赤字といういったケースも多いのです。 居抜き売却であれば、物件として売るのとは違い厨房機器や調理器具などもセットで売却出来るため、原状回復工事や撤去に費用がかかるのを大幅に抑えられるだけでなく、売却金額をあげることにも繋がります。 設備の搬出などの手間も無いので売却する直前まで営業を続ける選択肢も選べるのも良いですね。 ただし、「引継ぎ売却」とは違い売却するのは閉店後の物件になります。買い手が見つかるまでは営業を引き延ばされる可能性がありますので、もし赤字経営の店舗ではずるずるといくと赤字が増え続けてしまうといったリスクもあります。その場合はきっぱりと閉店した方が損は無いでしょう。 その他に気になる点としては、居抜き物件の情報サイトなどに登録した場合に周囲に告知する前に閉店することが知られることも可能性としてあります。 店舗スタッフは顧客、また店舗オーナーとの関係に影響が出ることもありますので事前にきちんとした告知や説明を行っておきましょう。 情報サイトに登録した場合、買いたいと思う側が口コミや評判を見て決めることがあるので内装や設備を普段からきちんと扱っているかどうかで売却価格があがることもありますよ。

引継ぎ売却と居抜き売却どっちがいいのか

店舗売却の理由や条件は多岐にわたるため必ずしもこちらが良いとは断言できません。 あえて判断基準を設けるとすれば、自分は辞めてしまうが店は潰したくない場合は引継ぎ売却を、売却してお金を残したい・赤字経営を辞めたいということであれば居抜き売却をするのがおすすめです。

居抜き売却の仲介業者を選ぶ時に注意すべきなのは

以下では居抜き物件の買取を仲介してくれる業者の抑えておくべきポイントを説明していきます。

返事が来るのが遅い業者は要注意

居抜き売却する上で懸念されるのが買い手が決まるまでは営業を続ける為の維持費が発生してしまい、買い手が見つかるまではその時間に比例して出費も膨らみ続けてしまいます。 そのため、対応一つ一つにやたら時間がかかるなと思った場合には注意が必要です。 早いレスポンスを売りにしている仲介業者だったとしても実際に連絡を取り始めると思っていたのと違ったというケースもあります。 大事なのは責任を持って対応してくれるか、トラブル発生時にもフォローをしてくれる業者なのかなども見ておくべきでしょう。

同じ居抜き物件の業者でもそれぞれ得意不得意がある

同じように「居抜き物件」の仲介を取り扱っている業者でも得意な業態と不得意な業態があります。 たとえば、飲食店特化型で仲介をしている業者であれば服飾店などの居抜き物件は他社に比べると対応の質に差が出てくる可能性が大きいです。その逆の場合もありますので依頼を検討している仲介業者がどのような物件を主に扱っているのかや、実績がどれくらいあるのかなどを確認しておくとスムーズな取引が出来るでしょう。

信頼できる担当者なのか

スピード感が重要になる居抜き物件の売却では、きちんとした仲介業者を選ぶのは勿論、信頼できる担当者なのか判断するのも大事です。 というのも細かい取引や契約、調整等が必要になる作業が多いので小さなこじれが大きな問題に発展する可能性もあるからです。 担当者の仕事ぶりや人柄、信用出来る人物なのかといった頼れる相手なのか判断しましょう。

店舗の売り方によって合うやり方を選ぼう

この記事では「引継ぎ売却」と「居抜き売却」の2種類についてご説明しました。 それぞれのメリットやデメリットがあり、どちらの方法を選ぶかは人により異なります。後継を探したいのであれば引継ぎ売却を選ぶのが良いでしょうし、そうで無い場合は居抜き売却が良い場合が多いです。 なかでも居抜き売却は短期間で買い手が見つかるか否かが大事になります。 仲介業者を探す際にはどれだけの成約実績があり、ネットワークの広さはどれほどなのか、どういった担当者がいるのかなどが判断材料となるでしょう。 業者によってどこまでのサービスをしているのか、得意としている分野は自分とマッチしているのかなどきちんと見て選びましょう。 事前にしっかり情報を調べて、複数の業者をよく比較した上で自分に合った業者を見つけてくださいね。

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